トラエル株式会社は、全ての組織の中にインハウスマーケティングチームがある社会を目指して2013年に設立しました。
過去に一般的にナショナルクライアントと呼ばれる大手企業から社員数名の企業まで、そして数多くのスタートアップ企業のマーケティングのご相談をお受けして、できる限りクライアント企業様の経営方針を深く理解することに努め、その方針に合ったマーケティングプランの策定と実行し、経営方針との乖離を逐次チェックしながらプロジェクトを進めてきました。
また私は、私立大学を卒業後、工務店で営業としてキャリアをスタートしました。そこでは、主にコンビニ等の店舗開発用案件のための土地所有者を説得して廻る業務を担い、1日100件の飛び込み営業を行っていました。体力的な厳しさに反して、「お声を聞ける確率」「お顔を拝見できる確率」「敷居を跨げる確率」等のように自分でKPIを設定しながら、それぞれのKPIを高めるために工夫することで、成績が向上し、中には、他社の様々な営業の誰もが20年以上口説き落とすことができなかった土地所有者の方からの委任を勝ち取るという成果をあげるなど、仕事に対する面白さは人一倍感じていたことを今も覚えています。
KPIを設定してロジカルに営業成績を高めていくという経験をした私は、マーケティングに興味を持ち、中でもPDCAサイクルのスピードを高められるWebマーケティングへの関心を高めました。
その結果、2004年にSEOコンサルティングをメインとする会社へ転職し、SEOはもちろんの事、SEM、アクセス解析、各種SaaSサービスの規格開発と運営サポートなど、日本のWebマーケティングの中興期において、雑用から顧客への提案まで様々な経験を積ませていただきました。
急成長した会社の中でリーダーポジションにいた私は、当時の東証一部上場企業を多く担当し、各社の課題をヒアリングしながら、より経営方針に即した提案をすることを意識して行動していたものの、マーケティングの結果や売上への貢献に関する情報は共有していただくことが難しい事に悩みを感じていました。
クライアント企業の担当者も「結果を共有してより良い提案をいただきたい」と仰っていただきつつも、機微情報に当たるため、なかなか実現が難しい点は理解しつつも、私の中で、重要な情報にアクセスできつつ、マーケティング戦略を立てられる人がいる会社が少ない事は、非常に大きな課題であると考えました。
その考えからからインハウスマーケティングチームの重要性に気づき、大手人材紹介会社でのマーケティング部門で、戦略立案、数値管理、予算管理、役員報告などを担う統括職を体験した後の2012年に個人事業として、インハウスマーケティングチームビルディングのコンサルティング事業を創業しました。
創業後、スタートアップ企業を中心に多くのご相談をいただき、下記のようなご支援を行ってきました。
- 経営方針のマーケティング戦略への落とし込み
- インハウスマーケティングチームの構築支援
- 営業・マーケティングの仕組化
- 営業・マーケティングのKPI設計
- 営業・マーケティングのチームビルディング
- 新規事業開発の営業戦略策定支援
- Webサイト企画・制作
- Webサービスの構築支援
- 業務効率化システム開発
代表者や部門責任者の方と直接対話し、経営課題や経営方針を理解した上で、実際に現場を動かすメンバーに伴走しながら効果を出すスタイルで、企業が自ら企画立案し、外部企業の提案を客観的な視点で評価できる能力を社内に持つことを支援しています。
是非一度お話ししましょう。
代表取締役 大森 義輝